赤木さんが貫いた「漆黒の美」

赤木さんの漆器の黒が、
近年変化を遂げています。

現代の漆器づくりで表現される黒は
漆に酸化鉄を混ぜ黒くしたものがほとんどですが、
赤木さんの漆の黒は、
松煙 -しょうえん- (一番上質な煤)を混ぜ込み作られています。

松煙をつかった漆は独特な粘りを持ち、
刷毛目が出やすく、とても塗りづらい。

化学的ではない天然の黒。

奥行きがあり、
素材に深みと、
重厚感さえも与える。

 

扱いにくさを克する魅力が、
この松煙には溢れています。

赤木さんの黒漆の器は
以前のものよりも白っぽく、
マット感が深い黒 へと。

 

 

「 漆黒の美 」

 

用途の在り方、
形の在り方、
造形成に重要な漆の黒。

赤木さんがずっと実現したかった
真の漆黒。

どうぞご高覧ください。

 

 

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北千住店にて
『 赤木明登展 』
12/25(水)まで

 

 

 

スタッフ和田