英国の伝統工芸スリップウェア。
そのはじまりはこのトフト皿と呼ばれる装飾器でした。
17世紀に生まれた
とても味わい深い古陶。
飾り皿や特別な日の記念品的なものとして
使われることが主だったそう。
中川さんのトフト皿には、
くく、フフ、となる瞬間があって…
そのゆる~いところがすごく好きです。
でもね、
このゆる~く作れてしまうのは、
伝統工藝を受け継ぐ上でとても大切な写しの
この写しのクオリティが素晴らしく高いからなのです。
本物に忠実に。
当時のものが見事に再生されたかのよう。
飾り皿としてももちろんですが、
食べ終えた後に
こんな子たちが出迎えてくれたら
どれほどほっこりするでしょう。
しっぽから出る日、
お顔がはじめに覗く日。
きっと毎回違うから、楽しい。
食べる数だけ、
笑顔が増えていきそうです。
宝冠をいただくライオンとユニコーンは
王家の紋章。
7寸皿 押紋 / 中川紀夫 Norio Nakagawa
https://utuwa-banki.shop/items/63731c6053ebeb000189840a
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北千住店にて
林拓児・中川紀夫
『 いまに伝える美しいもの 』
2022年11月12日(土)-23日(祝・水)
10:00~19:00 会期中無休
(最終日16:00まで)