良い器をお伝えできる喜びを、日々

初めて、
大村さんの作品に触れたのは
5年前の花器展 でした。

 

( 以下長文になります 。スミマセン 汗 )

 

たくさんの色、いろいろな形。
金属みたいな陶器…

千姿万態な大村さんの花器たちに、
何て豊かで、柔軟な創造力なんだろう。。。と
目を見張る思いだったのを覚えています。

10種類…ほどはあったであろう花器。
大変だったと思います。
一人で10を思いつくことは決して容易ではない。

でも、花器を前にすると、
「大村さん、きっと楽しく作られてたんだろうな~」
と不思議とこちらまで気持ちが明るく。

ズキュン、と音を立てて、
強烈に走り抜けるものが、
このときの私の心の中にはありました。

そして昨年のマグカップ展で2度目の対面。
これまたズキュンと胸を打たれます。

器そのものの軽さ、独特なマットな質感。
アンニュイなニュアンスであらわれる色模様。

バランスの取れた口縁に、
手持ちのシルエットは幾種にもわたり、
選ぶのに迷ってしまう罪なマグたちでした 笑

たくさんのお客様が
自然と大村さんのマグに引き込まれ、
手に取り、幸せそうにお迎えくださる瞬間に立ち会え、
大村さんの器の力の強さを感じた展。

 

「 大村さんがつくる器を、もっと、もっと見たい。 」

「大村さんがつくる、いろんな器を見てみたい。」

 

この時から、この思いはどんどん強くなり。。。

 

そして、
工房にお邪魔し、
生まれくる数々の作品たちを見せていただいた今年の4月。

 

ここでは、驚愕の事実がありました。
大村さん独特のスムースな器が、
日々、使い込んでいくうちに驚きと感動の変貌を!

同じもの?と目を疑いたくなるほど。

変化していくにさほど時間はかからず
「半年ほどで変わってきますよ~」と。
大村さんが実際に使われているものを拝見し、
20年以上、本物の器を見続けてきた
我がオーナーまでも感銘を受けるほど。

一瞬言葉を失いかけたスタッフ皆、
ただただ、感動でした。

このときのスタッフみんなの顔、
みなのリアクションを嬉しそうにはにかみながら
笑顔で応える大村さんの顔、
そして大感動した気持ちは今でも鮮明に残っています

 

先日もお話したとおり、
作品の方向性、作りたいものは昔から変わらず、
作陶を続けられています。

作りたいものを作るためには、
それだけの技術やセンスがなければ叶わないこと。

技術の維持、向上のために、
ただただ真摯に、
たゆまぬ努力の日々なことと思います。

一杯一杯、
丁寧に淹れて下さったお茶。

美味しかったなぁ。
手慣れた所作から
日々当たり前に嗜まれているのがよくわかる。

見た目の美しさ、濾し網の丁寧なつくり、
完成度の高い急須も必見。

 

大村さんが作り続ける黒。
日々の過程で変化し、
使う楽しさ、喜びを味わわせてくれる器。

変貌のヒミツはここにあり~↑ ですよ。

 

待望。
ほんとにこの言葉通り、
待ち望んだ今回の個展。

大村さんが表現し、つくる
様様な器たちが一同に。
なんとも幸せな空間です。

とてもちからのある器たちです。
今回も大きな手応えをひしひしと感じています。

良い器を、お伝えできる喜びを日々。

 

 

ぜひ、おでかけください。

 

 

柏本店にて
『 大村剛展 』9/23(土)まで

 

 

スタッフ 和田