心に作用する漆器

 

| パン皿 |

 

赤木さんのうつわの中で
一番好きなものを聞かれたならば
迷わずにこのパン皿が浮かぶ。

日本古来の「漆器」、なのに
洋のもののための名前がつけられているそれをはじめて見たとき、
センセーショナルな驚きがあった。

皿なのに高さがあって、台座のようでもあり、
盆のように見えたりもする。

「漆器」としての既視感のないものを前に、
何か自由な可能性の広がりを感じて
たまらなくうれしくなった。

 

 

 

洋のものがこんなにも似合う漆器。
他にはないように思う。

高さがあるだけで、食卓に程よく陰影が加わり
立体的なリズムが生まれます。

隣に並ぶうつわも、陶器、磁器、ガラス、
どんなものとも相性がよく、

西洋骨董のプレートなどと並べてもきっと馴染むパン皿に

親和性の高さを感じます。

初期の頃から、
今もなお変わらずにつくられ続けているうつわ。

ぜひ、お手に取られてください。

 

 

 

|  飯椀 / 汁椀 |

 

赤木さんのぬりものの魅力は
深遠な色合いと、モチ肌のような
漆のふくよかさにあるように思う。

手で持ち、口に触れる椀は
本物を使ってほしい。

赤木さんの椀は
日々使うたびに、豊穣な気分になる。

今日もおなかを満たすことができることへの
感謝が自然と湧いてくるような
 
 
本当に佳き椀です。

 

 


 
| 日々葉反椀 |

口縁部の端を反らせた葉反椀は、
古くは平安時代に天皇家が使用していた金属器が起源となっているそう。

よきものへの憧憬として受け継がれた
連綿とした流れを汲んでいるかたち。

品格あふれる佇まいに、こころ洗われる。
 

 
お正月が明けたら、七草粥をこのうつわでいただきたいと
まだ師走も半ばのうちから、想像してしまうのは
気忙しさから逃れたいからかもしれない・・・ 笑

 


 
師走の忙しさは、ひとまず横に置いて・・・

赤木さんの展景、本当にうつくしいです。

どうぞご覧になりにお運びくださいませ。
 
 
 
スタッフ 西川
 
 
 
……

「 赤木明登 漆 展」
12/16(土)- 26(火)
10:00 - 19:00 会期中無休
北千住店にて

12/24(日)赤木さん在店されます!