悲しみと美しさ

私は喧騒が苦手だ。
静かな時間が好きだ。
だからといって
ただただ静かはいやだ。

意味のある
考える
豊かになる

そんな、静かが好きだ。

2年前の個展で沢田さんの彫刻に出会って、
その静かなる中のひたむきな意思に心を掴まれ大ファンになった。
実際はその前から沢田さんのブログを読んでいて、そこに綴られる言葉に勇気をもらっていた。

 

「はかなさや弱さに美は宿る。
頼りなさや悲しみの中に美がある。」

「未完は希望を意味する」

 

私はずっと未熟な自分に自信がなかった。

前向きが全ていいとは思わないけど、
何か欠けてる自分への悲しみがいつもどこかにあった。

沢田さんの言葉は私の心をひっくり返した。

 

悲しみを持っていていいんだ。

 

いろんな人生を重ねたひとや悲しみを抱えてきたひとは強くて美しい。

そして私は周りのその人たちが大好きだ。

 

意図せずに滲み出るものって
透き通っていて美しいのかもしれない。

 

沢田さんの作品には
そんな透明感を感じる。

ひとはそれぞれ何か欠けているけれど
きっとそれは魅力だ。

そうやって静かに勇気をくれる。

 

そんな人になりたいなと思いながら、
日々を過ごしています。

沢田さんの彫刻を見つめながら。

 

柏本店にて
『沢田英男展』
2/24(土)までです。

 

スタッフ 岡田