見えないところのはなし

裏、裏、裏…裏!
うつわの裏ばかりですみません。

でも、知ってほしいのです。
うつわの裏、見えないところの話。

 

ポチポチポチ…と月のクレーターのような跡がありますね。

なんでしょ??

 

先日のブログでもお話したのですが、もう少しお付き合いください…

 

これは棚板に器を置くときに、ニクロム線を丸めたものを置いた跡で、
器の高台の部分、接地面にもまんべんなく釉薬をかけるためにする手法です。

こうすることによって、テーブルに置いたときの当たりがやわらかくなります。

そして、指が触れる部分でもあるので、手触りが良くなります。

この跡は西洋の骨董などに見られ、昔から使われている手法のようですが、
手間がかかるので現在はあまり見られません。

このひと手間に石田さんの気配りや優しさ、
そしてこのうつわたちの奥深さを感じます。

 

とにかくこの景色が好きで好きで…

石田さんのさり気ないサインと相まって、なんて美しいのでしょう。

 

マニアックですが、こんなうつわの物語はとても魅力的です。

もっともっと石田さんのうつわが好きになります。

 

 

スタッフ 岡田

 

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北千住店にて
『石田誠うつわ展』

2018年6月8日(金)~30日(土)
10:00~19:00 会期中無休