手仕事の尊さ

インドにはゆったりと流れるガンジス河がある。
その河から名前をもらったganga工房。

私たちは2度この工房へ訪れ、
インドの空気と真木さんの織物への情熱を肌で感じてきた。

 

インドは急激な経済発展に伴い手仕事の文化は消えかかっている。
でもまだ遅くないと真木さんは言う。

ウールの織り方をヒマラヤの遊牧民が教えてくれたり、
近所のお母さんが手作りのレンガのかまどでチャパティを焼いてくれたり、
木の皮で紐を作る手仕事がまだ残っていたり…

日本では失われかけている手仕事の文化がまだすぐ近くに存在している。

真木さんはそれを美しい布に変えて私たちに伝えてくれている。
いつまでも途切れないように…

大量生産、大量消費、ものが溢れる世界。
傷ついて壊れそうな地球をどうにか救おうとしている。

大きな地球からしたら小さな力かもしれないけど光と希望だ。

 

自然の色はこんなにも美しい。

春には春の、夏には夏の、秋には秋の、冬には冬の…
季節にふさわしい手仕事が存在する。

無理をせず作りこまず、あるがままの姿で美しい。

人間もそうですね。

 

工房のスタッフはそれぞれの仕事をしている。
どの動きも美しくて見惚れてしまう。

この日は私たちが訪れるということで皆さん正装をして迎えてくれた。

昔ながらの織り機や糸車、そして美しい工房の建築物、
そして白い衣装を身に纏った彼らの姿と所作。

すべてがぴったりと重なり合ってそれはそれは美しい光景だった。

 

 太陽のような笑顔!

いつも明るくて優しい工房のスタッフとその家族。

いろんな場所へ連れて行ってくれたり、困ったことがあったときもすぐに対応してくれて助けてくれました。
(私は空港でトランクが行方不明になりました。笑 その節はお世話になりました。)

 

お店できれいに並べられている布を見るだけじゃなかなか想像できない
一枚の布が出来上がるまでの背景。

でもきっと手に触れ、身に纏ったときに感じるぬくもりや優しさがあると思います。
それに身体が包み込まれ豊かな気持ちになれる。

無邪気な布たちは私たちを素直にしてくれる。
 
 

たくさんの愛がつまった布たち。
ぜひ触れてみてください。

 

スタッフ岡田

 

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北千住店にて
『真木テキスタイル展』

2018年11月17日(土)ー12月4日(火)
10:00〜19:00 会期中無休