折敷もまた然り。

『 佃眞吾展 』 欅木瓜盤

『 佃眞吾展 』 欅木瓜膳

刳物でつくられた木瓜盆と盤。
継ぎ目がなく、
入り隅になった縁やカーブのなめらかさは
本当に美しい。

日常につかいやすいように、と
つくり込みすぎることなく
ほどよく引き算されているところには
佃さんの意匠の高さを強く感じる。

主張しすぎず、
少しばかりの華やかさと美意識を。
京都らしい気品と風格が
佃さんの盆や折敷には満ち溢れています。

お盆同様、
もっと使っていきたい日本の文化。
「 折敷 」

お正月やお祝い事、
華やぐ季節やハレの日を
素敵に演出してくれる折敷。

一枚の折敷に色とりどり、
まとまりよく乗せられた料理たち。
その一品いっぴんに目を走らせ、
色、季節のご馳走に胸を高鳴らせる。

食べることだけでなく、
目で食事を楽しむ文化を
これからもっともっと色濃く残し、
伝わり続けてくれれば。。。

日々の積み重ねは、
こどもたちの目を養い、
感性を育み、
やがて洗練されたおとなへと育っていく。

文化を楽しめるおとなたちで溢れた日本。
そんな日本の未来を
私たちの手でつくっていきたい。

これから迎える年末年始を含めて、
現代いまの暮らしにこそ大切に、
そして今一度見つめ直したいもの。

そんな意味もこめて、
今展はお盆や折敷を沢山作っていただきました。

これほどのたくさんのお盆や折敷を
お披露目できることは早々ありません。

稀少なこの機会。
ぜひ、ご高覧ください。

スタッフ和田