我が子に会いに

たくさんの才能が詰まった茶の箱。
それぞれの最高の茶の道具を作り携わってくれた作家さんたちがいます。

自分の手元から旅立った我が子を一目見ようと、その作家さんが訪ねてくださいました。

 

陶漆家 菱田賢治さん

彫金師 竹俣勇壱さん
(お二方の写真を撮り損ねました…ごめんなさい!)

織人&染人 真木香さん

 

それぞれの素材のお話、作品のお話、とても勉強になりました。
ありがとうございました。

 

菱田さんの茶碗は陶器の上から漆を施してあります。
そうすることで時を経たような景色が素晴らしく、強度も増します。

陶漆家さんだからこそできる技術です。

 

竹俣さんは彫金師としてオーダージュエリーを手掛けながら、カトラリーなどの日用品も作ります。
今回の茶箱展では茶筅筒や茶巾筒、茶杓を。

燻して詫びた風合い、小さくても存在感があります。

 

すべての作品が揃ってはじめて完成するこの茶の箱。

赤木さん監修のもとそれぞれの作品を作る。
そのやりとりはぎりぎりまで行われていたそうです。

最終的にひとつの箱にぴったりと収まらなければなりません。
色や質感のバランスもサイズ感もすこし狂うだけで違ったものになってしまう。

ひとりで作るものじゃないからこそたくさんの苦労があったと思います。

ご自分の作品が異素材の他の作家さんの作品とどう絡み合うのか、
ドキドキします。そしてワクワクします。

でもこの最高の仕上がりに、どの作家さんもほっとしていた様子でした。

 

真木香さんとフェルト作家のご友人、そして偶然お着物で来てくれたお客さま。
茶箱展らしい店内で、ぱっと華やかになりました。

3人とも普段着としてお着物を着ています。

そういうのいいですね…本当に素敵です。

 

山梨県で染色や織物をなさっている真木さん。

シックで美しいお仕覆に皆さん感動されます。

 

笑顔の真木さん!

優しくて明るくて可愛くて、とても素敵な方でした!
ありがとうございました。

 

『赤木明登 茶の箱展』
12月25日(火)までです。

赤木さん最後の茶の箱、どうぞご覧ください。

 

普段使いの漆もまだまだございますので、そちらも合わせて是非。

お雑煮が更に美味しくいただけますよ。

 

スタッフ岡田