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6月のごあいさつ

梅雨入りの状況も掴めないまま、
かなり前倒しで季節は進んでいる。
毎年、梅雨時というとシトシト降る雨を横目に衣替えをやっていた様な…。

 

新聞紙面や週刊誌中吊りに「終活」「断捨離」の文字が毎回踊っているけど、

どうにもこの二文字があまり好きではない。
片付けも、見極めも、決して嫌いではないけど、
身の回りからたくさんのモノをドサーッと捨てたらそんなにスッキリするのだろうか…。
その時々でモノを見つめては選別してきたから、今更エイヤー!と気合いを入れて整理はしたくない。
私にとって老いじたくは先細りの行為ではなく、最終章までゆっくりブラッシュアップし続けることだと思う。

なんて自身の適当な整理学を言葉をしてみたけど生き方は個々に自由であっていい。

何処いっても同じ生活スタイルより
10人いたら10通りの暮らしがあったほうがワクワクするし、訪ねるのも楽しみ。
仕事している現在(いま)はなかなか会えない人たちとお互いの家でゆっくりお喋りもいいなぁ。
そんなこと考えていたら老後も案外楽しめそうだ。

しっとりとした湿度が本をめくるのにちょうどいい六月。
少しづつ広がる本の領域が今は一番の好きな場所。

久保田 真弓