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2月のごあいさつ

2月挨拶文椿も梅も早まった。
咲くべき季節を勘違いして・・・。

エルニーニョなどと言われても季節がコロッと変わる訳でもなく
咲いてしまった花びらは霙まじりの雫に身を震わせている。

はやる気持ちはよくわかる。
抑えきれない高ぶりでつっ走り、
ふと立ち止まるとぽつんと一人。
ヒリヒリとした感傷、わが身を抱いて慰めるしかなかった若き日。
あの頃の痛みは二月の寒さとよく似ているかも・・・。

 

それでも季節は進む
薄氷の先は、もう早春。
もしかして明日の朝は暖かい空気を含んだ陽射しかも・・
ヌクヌクな布団の中で春の夢を見ながら眠る

立春、雨水、きれいな日本の言葉が続く二月の暦。

 

久保田 真弓