世界を、時代を超たpottery

 

一筆、ひねり、格子文様。

色々アレンジもあったりと
すごく楽しいスリップウェアの世界。

 

飾り皿から普段使いのパイ皿として
活動の場を広げていったスリップウェア。

シンプルながら、
美しく独特な技法と装飾に「用の美」を見たのは
ことのほか本家イギリスよりも、私たち日本人でした。

そこには、静かに潜在する
日本人ならではの卓越した美意識があったから。

柳宗悦や濱田庄司らの心を掴み、
一度は姿を消したスリップウェアが、
遠く離れた日本で活躍し続けるなんて、
なんて素敵なストーリー。

 

個人的に縁のギザギザが大好きで。

スリップウェアの特徴的な装飾が、
精密に、美しく表現されていてうっとり。。。

心持ってかれます~~~

 

 

 

ボウル
https://utuwa-banki.shop/items/63731c5f53ebeb00018983fa

7寸皿
https://utuwa-banki.shop/items/63731c5f53ebeb00018983f4

長方鉢 小
https://utuwa-banki.shop/items/63731c5f53ebeb00018983f8

正方皿
17×17×H2.5cm

 

_

北千住店にて

林拓児・中川紀夫
『 いまに伝える美しいもの 』

2022年11月12日(土)-23日(祝・水)
10:00~19:00 会期中無休
(最終日16:00まで)

17世紀に生まれたトフト皿。

英国の伝統工芸スリップウェア。

そのはじまりはこのトフト皿と呼ばれる装飾器でした。

 

17世紀に生まれた
とても味わい深い古陶。

飾り皿や特別な日の記念品的なものとして
使われることが主だったそう。

 

中川さんのトフト皿には、
くく、フフ、となる瞬間があって…

そのゆる~いところがすごく好きです。

でもね、

このゆる~く作れてしまうのは、
伝統工藝を受け継ぐ上でとても大切な写しの
この写しのクオリティが素晴らしく高いからなのです。

本物に忠実に。

当時のものが見事に再生されたかのよう。

 

飾り皿としてももちろんですが、
食べ終えた後に
こんな子たちが出迎えてくれたら
どれほどほっこりするでしょう。

しっぽから出る日、
お顔がはじめに覗く日。

きっと毎回違うから、楽しい。

 

食べる数だけ、
笑顔が増えていきそうです。

宝冠をいただくライオンとユニコーンは
王家の紋章。

 

 

7寸皿 押紋 / 中川紀夫 Norio Nakagawa
https://utuwa-banki.shop/items/63731c6053ebeb000189840a

 

 

_

 

北千住店にて

林拓児・中川紀夫
『 いまに伝える美しいもの 』

2022年11月12日(土)-23日(祝・水)
10:00~19:00 会期中無休
(最終日16:00まで)