穏やかに優しく

No.5 / 林友子  Yuko Hayashi
銅版画 / 北中幸司  Koji Kitanaka




布団にくるまりながら本を読む子ども。
とても愛おしい目線で描かれている優しい絵だ。

味わいのあるアイボリーの額が
穏やかに包んでいる。


玄関、リビング、子ども部屋、寝室…

どんな空間にも馴染んで
静かに優しく存在してくれる。




柏本店にて

『  林友子・額縁展 』

2023年9月18日(祝・月)-29日(金)
10:00~18:00 会期中無休
( 最終日16:00まで )


佇むだけで美しい

自然の中に在ったとしても
溶け込むような姿。

まるで時を経たような深みのある表情。

佇むだけで美しい。


こんな豊かな額はどこを探しても見つからない。

きっと毎日目にしても
いつまでも飽きることがないだろう。
そしてもっと好きになるだろう。



No.33/ 林友子 Yuko Hayashi
挿花 雨宮ゆか Yuka Amemiya



柏本店にて

『  林友子・額縁展 』

2023年9月18日(祝・月)-29日(金)
10:00~18:00 会期中無休
( 最終日16:00まで )





『林友子・額縁展』初日

『林友子・額縁展』初日を迎えました。

まだまだ暑さが残る中、たくさんのお客さまに足をお運びいただきまして
ありがとうございました。

林さんに終日在店していただき
作品のこと、素材のこと、額への想い
いろいろお話を伺うことができました。

お客さまも作品への興味が溢れるばかり。
お話に花が咲き、とても賑やかな楽しい一日となりました。


林さん一日ありがとうございました。


庭の草花
旅先で拾ってきた石ころ
思い出のポストカード
大切なアクセサリー

額に収めるものは何でもいい。

それはとても小さくたって
枠からはみ出したっていい。



林さんの額は心に響くものがあって
それはとても奥ゆかしく静かだ。

ときには中に入るものを引き立て
ときには調和し
額だけでも十分存在の意味がある。

経年で変化していったとしても
それも愛おしい。

そんな額は初めてだ。



自由に
自分らしく
TPOで軽やかに変化できる。

額の概念が変わる、林さんの作品。



まずは自分が見ていて嬉しくなるものを
額に収めてみてください。






柏本店にて

『  林友子・額縁展 』

2023年9月18日(祝・月)-29日(金)
10:00~18:00 会期中無休
( 最終日16:00まで )




懐古なじかん

店内でいつもそっと静かに私たちを見守ってくれている
沢田さんの作品と林さんの作品との
コラボレーション。(沢田英男さんの作品は非売品です。)

ただただじっと魅入ってしまいます。

ひとり暮らしをする前、自分の部屋は土壁でした。

なので、この表情や質感は否応なしに大好きです。

林友子/磁石(33×24×3)

まるで古物のような佇まい。

木地に左官材や鉄さびなどを重ねて制作されているそうで
どれも独創的で魅力あふれる作品です。

あたり前のように左官材で建てられた空間で育った身には
見つめていると、どうしたって懐かしさを感じると同時に
安らぎも生まれます。

何かを飾ってもいいし、何も飾らなくてもいい。

こちらの作品は磁石になっているので
ラフにお気に入りのポストカードや写真を
自由気ままに飾れます。

家族へのメッセージなんて貼れたら素敵だな。
(ワタシはいつも置き手紙。無雑作にテーブルの上に置いています、、)

 

季節が変わったから次はコレ。

子供が大きくなったから次はこの写真。

 

そうやって季節がうつろいゆくように

それぞれの人生もうつろいゆく

そんなことを感じられる心地よいじかんを与えてくれそうです。

今展でオーダーを承っております渡久地さんのやさしい時計。
お店の時計も渡久地さんの時計です。

店主の久保田さんがサイズ感や希望のデザインをオーダーし
渡久地さんが丁寧に制作してくださいました。

こちらの想いを丁寧に受け取り、制作して下さったことに
手元に届き作品を目にしたとき

『嬉しいね。嬉しいね。』と

やさしく呟くようにおっしゃっていたことを思い出します。

それぞれが衣食住を見直すじかんが
いつもより多くある今。

暮らしのなかに在るものを
よりパーソナルなものにシフトすることで
自分だけの道をしなやかに
それぞれの歩幅で歩いていくことが
できるのかもしれんません。

 

 

スタッフ栗谷