伴走は続く、どこまでも


駆け抜けるように伊藤環展は閉幕を迎えました

国境を越えて、時を超えて
沢山の良いものを観察されてきた環さん

生まれてくるモノに
静かに燃えるエネルギーがある

そう思うのは私だけではないですよね、きっと



もう何年も前に手に入れた白泥のリム皿
朝食に、晩御飯に、いつだって我が家のヒーローです

リムに一筋入った線、使うたびにジーっと見てしまいます
あるとないでは、全く風景が違う

はじめは少し鈍い光を放っていた皿
今はほどよいツヤに変わってきています

時を経た美しさもまたいい

アンティーク、古陶と呼ばれるものに
惹かれるきっかけになったのは、環さんの器かもしれません

器の形やサイズ、手触り、すべてに物語がある

愛されてきた器には
重ねた時間の跡がある

皆さまのお家へ迎えていただいた器たちも
どんな物語が刻まれるのか、楽しみです

お心寄せいただいた皆さま
お運びいただいた皆さま
ありがとうございました

そして、環さん
溢れる情熱をありがとうございました

伴走 to be continued…