白漆のお箸

白漆の箸/眞島拓

一本一本木を削り出し
ベースには蒔地、拭き漆をしながら、地の粉と呼ばれる粉をかけることを繰り返すことで
凹凸のある不思議な表情を生み出すのだそう。


持ち手部分は塗り漆、
先端部分は拭き漆という異なる工程を踏んでいます。

この細くて小さなモノのために
とてつもなく手間のかかる作業と地道に向かい合う眞島さん。

だからこそ愛おしい。


先端が滑りにくくなっているし
器との相性も抜群なので
取り箸にもいいなぁ、美しいなぁとニヤニヤしてます。



塗りものの箸と言えば、高級感があって和の雰囲気が漂うものですが、
眞島さんのこのお箸はどこにも属さない感じがします。

洋も和もエスニックも中華も
主張はし過ぎず、その世界にすっと馴染む。



見たり、触ったり、想像したりしていたら
どっぷりこの箸の魅力にはまってしまっています!笑



ぜひ実際に触れていただきたいです。


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北千住店にて

美しく暮らす
『 キッチンまわり 白い器と 』

2024年3月16日(土)-30日(土)
10:00~19:00 会期中無休
( 最終日16:00まで )

白い器    | 濱岡健太郎
キッチン周り | 赤畠大徳・woodpecker・大久保ハウス木工舎
         莊司晶・眞島拓・三輪周太郎・真木テキスタイル