五月のごあいさつ

ただ今、放送中の朝ドラ「虎に翼」にどハマり中!

女性が今の時代より生き辛い時代に自分の道を突き進む姿や主人公を取り巻く同級生たちの環境も興味深い
朝から前のめりにドラマの世界に入り込んでしまっている
何気ない言葉のやりとりに心を掴まれ、朝から涙が…。
これって歳だからかなぁーって思ってしまいそうだけど、敢えて私は否定する

感情をあまり絡めないことが人との関わり方、
なんて決めてしまうから感情のほとばしりの最たるもの(涙)なんて、なかなか出ない
でも真剣にドラマの会話を聞き入ると、かなりな本気度が伝わってくるから思わずホロリとなる

「さぁー、仕事だ」と涙を拭いて立ち上がる午前8時15分。
ぼんやりとしていた胸の内が整い、少し優しい気持ちで今日がスタートする
しっかり書かれた脚本家のドラマが胸に刺さらない訳がない
またそれを演じる役者さん達は物語を解釈し、演技に入るのだから

人には天分というものがあるという
身に備わったものを最大限に発揮してこそ生きるという意味になる

晴れ渡る皐月の空、マンションの低層階に泳ぐ鯉のぼり
少しづつ季節が流れていく五月

久保田真弓