野の花がよく似合う
村上躍さんの個展でいつも楽しみにしている作品のひとつが花器。
躍さんの花器は素朴な野の花がよく似合う。
躍さんの作品の中に草花が入ることが
とても自然で心地いい。
草花は自然界に存在しているときが一番美しいと思うけど、
花器という舞台に立ったとき、また新しい美しさを発見できる。
こんな色をしていたんだ。
こんな葉のカタチをしていたんだ。
枝の動きがいいな。
でもそれを最大限にひきだしてくれる花器は限られているなと思うのです。
6年程前から自然あふれる土地で暮らし、作陶をしている躍さん。
家のまわりには四季折々の山野草が見られ、自身でも庭造りをされているそう。
なるほど、
説得力があります。
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柏本店にて
『 村上躍展 』
2024年4月27日(土)-5月11日(土)
10:00~18:00 会期中無休
( 最終日16:00まで )