日本の照明は明るすぎる。
そんな話をオーナーから聞き、
調べていたら心に響く文章を見つけた。
「日本は昼間の太陽を取り戻すかのように夜になったらギラギラした白色の夜景が現出する。
欧米の場合、太陽が沈んだあと、夕暮れの余韻に浸るように赤、黄色の電球色の夜景が広がる。」
夕暮れの余韻
なんて素敵なんだろう。
昼間は明るく、夜は暗いのは自然なこと。
もちろん生活できるくらいの明るさは必要だけど
不自然な明るさはいらないのかもしれない。
夜の静けさを楽しんでもいいのかもしれない。
私も部屋の灯りを変えてみた。
念願の大澤さんの木のランプシェードに。
もちろん部屋はだいぶ暗くなった。
でも驚くほどリラックスできている自分がいた。
木の柔らかさ、滑らかさ、あたたかさ、愛らしさ
すべてが私の心を撫でてくれる。
書きものや読みものをするときは手元の照明を灯せばいい。
使うときに必要な灯りを。
そうすれば節電にもなる。
灯りは色、高さ、当て方を変えるだけでいろんな表情を見せてくれる。
大澤さんの照明もひとつひとつ個性があって
部屋の雰囲気、取り付ける場所、高さでその個性たちがまた輝く。
それと取り付けてみて嬉しかったのが
灯りをつけていない時間も素敵だということ。
部屋に存在するだけで、それを見るたびに幸せな気持ちになる。
それぞれの生活に
そのときそのときの灯りを。
それはとても豊かでエコで
私たちにとっても地球にとっても幸せなことかもしれません。
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『大澤知美展』ONLINE STORE
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販売期間 2023/04/03 18:00 〜 2023/04/09 18:00まで
柏本店にて
たおやかな木のすがた
『 大澤知美展 』
2023年4月1日(土)-12日(水)
10:00~18:00 会期中無休
( 最終日16:00まで )